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困った質問
2006/05/12(Fri)
昨日のクラスの学生の話です。

いつも授業が終わったら、あれこれ質問してくる学生がいます。彼はインド人。彼曰く、なんでも、タミル語と日本語は文法的に似ている部分があって、自分で勉強するときは、日本語の文を分解してタミル語に当てはめているんだとか。そして、「~しなければならない」の「なければならない」をばらばらにして、英語訳してほしいと言われました。

厳密にいうと、「なければ」「ならない」と2分割され、「もし~しなかったら」「だめだよ」っていうような意味になると思います。しかし!!!今ここでインド人学生のご希望通りに訳してあげちゃったりしたら、今後、新出の文型全てをこの方法で覚えようとするでしょう。そんなことしてたら、他の学生も大変迷惑するし、第一、彼自身、日本語が身に付かない。語学というのは、自分の国の言葉にいちいち置き換えながら勉強してたらダメなんです。その国の言葉をその国の言葉としてとらえなければ、身に付かないんです。

また、別の授業のときは、「~んです」という表現を勉強中にこんな質問。「~んです」の前に接続する動詞や形容詞、名詞の形が変わることが理解できなかったようで、「学生なんです」の「な」って何ですか?と聞かれました。私に代わって「それは活用の一部だよ」と説明してくれる他の学生たち。彼らはちゃっちゃと授業を進めて欲しがっています。しかし、やはりインド人の彼には、ここは納得してから先へ進みたい障害物だったのでしょう。休み時間もクラスメイト同士で話していました。

勉強にはいろいろなスタイルがあります。自分に合った方法で勉強することはとても大切。でも、語学に関していえば、とにかく自分が普段話している母語を捨てて、真っ白な頭で取り組むことと、反復練習、実践、これに尽きるような気がします。今まで、私も身に付かない外国語をいくつか勉強してきましたが、この3つの条件がクリアされていなかったんだな~と、つくづく感じます。だから、インド人の学生がこういう質問をしてくる気持ち、よく分かります。でもね、教える人の立場からすると、それじゃ上達しないよ~!って言いたくなるのよね。(自分が学生のときは、そんなことは棚に上げて、じたばたしたりするんですが…。)

これからも、どんな質問が飛び出してくるのか、楽しみではあります。
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