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韓国人人質事件
2007/08/02(Thu)
今日は重いお話。

アフガニスタンで、韓国人のグループがタリバンに拉致された事件は、韓国でも日本でも大きく報道され、みんな知っていると思います。23人が拉致され、今までにアフガニスタン政府とタリバンの交渉が何度も繰り返し行われ、再三交渉期限が延期されてきましたが、今までに二人の男性が殺害されています。

彼らは韓国のキリスト教の教会に属する信者で、ボランティア活動をするために、アフガニスタンに入国したそうです。でも、ボランティア活動といっても、政情不安が長く続き、混乱したアフガニスタン国内で、教会信者の彼らがどんな活動をしていたのか…。アフガニスタンの人々にとって、本当に必要な活動だったのでしょうか?

事件発生当初、韓国では、「渡航勧告の出ている国に政府が止めるのも無視して、無理矢理入国して拉致され、国に迷惑をかけている」と、彼らを攻める意見が多く聞かれたようです。どうやら、政府から紛争地域への入国はしないようにと、何度も注意を受けても、それを無視し続け、ボランティアグループを紛争地域へ送り出していた教会の活動というのに、問題があるようです。

韓国にはキリスト教信者が多く、宗教に関連した活動もとても熱心に行われています。しかし、韓国の教会は、とにかく「経営」に目が行っていると、よく聞きます。所属する教会によっては、寄付は給料の何パーセントだとか、新しい信者を何人獲得だとか、すごいノルマも課せられるようです。実際に韓国の教会内部のことは分からないので、あくまでも聞いた話だけですが、教会同士の争いみたいなものが多いと聞きました。どの教会も、信者獲得のため、布教活動に力を入れているのです。今回のボランティアグループも、布教活動の一環として、アフガニスタンへ行ったそうです。紛争地域に行ってボランティア活動をし、信者を増やしたいという、協会側の狙いがあったようです。

皆さんご存知のように、タリバンというのは、イスラム教徒の中でも、特に狂信的な集団です。タリバンがアフガニスタンを支配していた期間、女性は「ブルカ」という、顔の位置に黒いネットのようなものがあり、そこからしか外が見えないような、真っ黒な布で全身を多い、もちろん教育を受ける権利も、選挙権も、外出する権利だって奪われていたのを覚えていますか?そんなタリバン勢力が未だに強い地域で、なんと、ボランティアグループの一団は、市内観光のようなことをし、その中にはノースリーブで腕を丸出しにした女性もいたということです。

これが本当だったら、拉致されて当然かもしれないと思いました。女性は顔と手の先以外の全身を覆い、男性だって長袖長ズボンを着用。肌を露出することは、彼らの生活の中では、あり得ない暴挙です。タリバンは狂信的な集団だから、彼らの政権時代に、もしアフガン女性がそんな格好をしていたら、即死刑になったほどです。今はタリバンが政権を握っていないとはいえ、いくら外国人とはいえ、タリバン支持者の多い地域でそんな格好をしていたら、スパイに密告されて、拉致されても仕方ないと思います。

宗教活動をしに行った人たちが、自分達の価値観で、その土地の習慣や宗教を冒涜するような行いをして、一体どうなるというのでしょうか?また、政府の勧告を無視して、今まさに殺し合いが行われている紛争地域に入っていって、命を懸けないでできる活動なんて、あるんでしょうか?

拉致された若者達は、何も知らずに、人助けをする情熱だけでアフガニスタンに出かけていったのかもしれませんが、あまりに軽率だったと思います。もちろん、こんなことになってしまって、本人も家族も、とても気の毒です。これ以上死者を出さず、できるだけ早く彼らが帰国できればいいと思います。だけど、今回のこの事件を通して、韓国の教会も、考え直したほうがいいと思いました。

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