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後遺症
2006/11/27(Mon)
今まで、いろいろな国で生活して、必要から、その国の言語を覚えることになった私。しかし、どの国の言語も中途半端に身に付けてしまい、「この言語なら話せる!」と自信を持って言える言語は、残念ながら一つもありません…。悲しいな~。どの国も、2~3年単位でしか居住しておらず、やっと言葉を覚えたという頃、他の国へ移動という生活をしていたのでは、仕方がないことかもしれませんね。(え?自分に甘い?)

現在、生活上必要を感じて習い始めた韓国語は、一度は勉強してみたい言語だな~と思ってはいましたが、なかなかその気になれず、そのまま10年以上も放っておいたら、こうして今、勉強するチャンスに恵まれました。でも、ダンナさんの韓国駐在が何年になるのか…。長くないだろうとのことなので、韓国語も、やれるときにやっておかないとね。本当は、トルコ語の勉強をじっくりやってみたいのだけど…。そのチャンスはなかなか訪れません。

このように、短期間でいろいろな言語を勉強する機会に恵まれ、中途半端に言葉を身に付けてしまった私は、時として、後遺症とも言える、ある失敗をしてしまいます。それは、とっさの一言での言い間違い。例えば、人にぶつかってしまって、「すみません」と謝るべきところを、なぜか日本語じゃない言葉で言っていたりします。長く海外で生活した経験のある人なら、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。帰国直後は、つい、それまで住んでいた国の言葉が出てしまいます。これが、そんなにペラペラじゃなかったとしても、日本語が出てこないというのが、面白いところです。私も、何度経験したことか…。帰国直後の空港で人様にぶつかろうものなら、ほぼ間違いなく日本語以外の言葉で謝っていますね。

さらに、とっさの一言といえば、「あ~あ、残念!」とか「ええっ?本当に?」「やった~!嬉しい!」などのような感情を、ぱっと表すときの言葉やしぐさも、日本語以外のが出てきたりします。トルコから帰国してしばらくは、舌打ちの癖が抜けなくて、苦労しました。(トルコでは、残念な気持ちを表すときに、老若男女を問わず、舌打ちを使います。首を左右に振りながら、「チェッ、チェッ、チェッ…」と何度も舌打ちします。首を振りながら長い舌打ちをする日本人女性…イヤかも。)さすがに、今では舌打ちはしませんが、私のいろんなしぐさの中に、自分では気づかない、日本以外の国の名残があるかもしれませんね。日本人はあまり感情を表に出さない民族、感情を大きな動作で表現することは少ないように思います。それに比べて、今まで私が生活したことのある国では、みんな感情を素直に表に出していました。あるときは、オーバーなまでに身振り手振りで表現し、ある意味、ドラマチックとも言える場面にも何度も遭遇しました。それが心地よくて、自然と自分にも浸透していったのだと思います。

まあ、こんな感じですので、私ももはや日本人らしくなくなっているのかもしれませんが、今日、へんてこりんな言い間違いをしてしまいました!クリーニング屋さんに行ったときのことです。お店のおばちゃんが電話中だったため、しばらくぼーっと待っていました。その「ぼーっ」としている間に、頭の中の韓国語のスイッチがオフになってしまったみたいで、電話を切ったおばちゃんに、「ニーハオ」と話しかけてしまいました。韓国なのに中国語で話す日本人!どう考えてもおかしいですよね~。たぶん、頭の中の言語プラグが、中国語の場所に接続されてしまったのでしょう。ぼーっとしていると、こういう失敗をすることもあります。今まで、中途半端にいろんな言語を身に付けてしまった、一番の後遺症ですね。

後遺症は、言葉やしぐさだけにはとどまりません。行動も侵食されてしまっています。
・タクシーのドアの開閉を自分でする。
・食事後、テーブルで支払いをしようとする。
・挙手するとき、手のひらをまっすぐではなく、指を一本立てて挙げる。
・お札の数え方が日本人と違う。
等等、挙げていったら、キリがないかも。しかも、自分では無意識でやっていることが多いので、人に指摘されるまで気づきません。母に「お札の数え方が日本人じゃなくなってる…」と言われるまで、本当に気づきませんでしたし。

そういえば、イスラム教の国での生活が長かった私は、左手で人にものを差し出すことができなくなりました。生徒にプリントを配る時に気をつけて配るようにしていたので、もうすっかり身に付いてしまいました。未だに、必ず右手で握手しています。日本へ帰国直後は、エスカレーターの手すりなど、左手で触るのが抵抗があったのですが、今ではそれは無くなりましたけどね。

いろんな国のいろんな要素がごちゃ混ぜになっている私。最後はどんなところへ行き着いて、どんなふうになっているのかな~?自分の生まれ育った国だから、日本人らしさも決して失いたくはない。けど、こうやって、いろんな国の要素が混ざり合っているのも、面白いといえば、面白いかも!それにしても、今日のような恥ずかしい言い間違いだけは、避けたいですわ!

奇しくも、友達のケンケンママが、同じような失敗をしていました。ケンケンママのブログを読んで、思わずにんまりしてしまったわ~。私だけじゃない!
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