毎回、韓国語の授業の後、なんとなくみんなでランチをしますが、私達が韓国語を勉強しているカンファムン(光化門)という場所は、ソウルの霞ヶ関(?)大手町(?)ともいえるオフィス街。お昼時には、あちこちのビルから会社員がどどーっとランチに繰り出します。授業の終わる時間は11時半ですが、なんだかんだで、ランチに行くのは12時前になり、ちょうど会社員の大群とかち合ってしまうのです。そして、美味しい店の前には必ず行列があるのです!
時間帯がちょっとずれるか、場所がここじゃなければ、状況は少しはいいのかもしれませんが…。でも、どうせ食べるなら、美味しいものを食べたいじゃないですか!!(力説)私は、ソウルにいる間、一食一食を無駄にしたくない~~~!!のです。一食入魂。
今日は、以前ネットで調べて、何となく記憶にあったお店を探して行ってみました。お店の正確な場所も名前も分からず、ただ何となく「こっちのような…」という勘を頼りに行ったのですが、今日は勘が冴えていて、一回も道を間違えずに、目的のお店にたどり着くことができました。
そのお店は、韓国のあちこちに残る昔ながらの路地の奥の奥にありました。狭い路地に飲食店が軒を並べる中で、どうやってそのお店が分かったかというと、長い行列です。お店の前に、しっかりと行列ができていました。「美味しい店には行列」の法則は常に正しいので、このお店に間違いない!と、私達もその列に加わりました。
ソウルでは、人気のお店は必ず並ぶといいましたが、待ち時間は意外と短いのがポイント。オフィス街のランチタイムだから、回転が速いのでしょう。それに、韓国人は食べた後、もたもたせずに、さっさと店を出て行く人が多いのです。今日も、5分ほどでお店に入れました。
さて、お目当ては、「プルコギ」と「オジンオポックン」です。日本語で言えば、焼肉とイカの辛い炒め物です。このお店の看板メニューで、もちろん単品でもちゃんとした料理の一品です。でもって、これを混ぜて食べるのが通なんです。
この牛肉のプルコギに、
この真っ赤なオジンオポックンを加え、
よ~く混ぜて食べます!激うま!
これは本当にマシッソヨ~♪一緒に行ったkさん曰く、「下に行くほど美味しくなる~」と。確かに、時間がたって味が濃厚に絡みついたお肉とイカは、絶品!ご飯がいくらでも食べられちゃう!今回、4人で行って、プルコギとオジンオポックンを2人前ずつ注文したのですが、出てきた料理はけっこうなボリュームでした。周りの韓国人のお客さんが食べきれずに残して帰る中、私達は全部平らげちゃいました。本当に美味しかったんだもん~~~。これで一人5000w(約620円)は安いでしょう!もちろんご飯と味噌汁とサンチュ、キムチ、ナムル、その他のお惣菜も付いて、このお値段です。
お店の看板にハングルで「プルコギとイカの出会い」と書いてありますが、本当に、よくぞ出会ってくれました~!って拍手したいぐらいでした。
やっぱりご飯って大事。今日も幸せ~♪